最近のおもなVJ / 映像演出


ROVO
2001年よりVJとして参加。毎年5月に日比谷野外音楽堂で行われているMDT FESTIVAL(上の写真)、近年では国内のほとんどのライヴに加え、2004年のEU/USワールドツアー、2006年のポーランドでのライヴなどにも同行。また、2004年にリリースされたDVD「LIVE at 京大西部講堂 2004.07.18」では全編に渡って編集を担当。(photo by Umeda Wataru)


勝井祐二

勝井祐二(ROVO)の "音" と迫田悠の "映像" によるイリュージョン(錯覚体験)。もしくは即興で紡がれるストーリ—を持った、ライヴ・ドキュメントとファンタジーの中間地点。彼らは音と映像によって"虚" と "実" の境界を行き来する。これは感覚のリストラクチャー(再構築)とも言うべき試みだ。2001年からROVOと迫田悠のコラボレーションが始まる。現在までにフジロックフェス、ライジングサン・フェス、メタモルフォーゼ、メールス・フェス(ドイツ)等の国内外での大型フェスティヴァルで共演。2003年から毎年恒例の、ROVO主催の日比谷野音における大胆な音と映像の演出は大きな反響を得て来た。デュオとしては2004年から活動を始める。2006年、DVD "勝井祐二+迫田悠" を発表。(文 : 勝井祐二)


REE.K, MASA / Space Gathering
渋谷のクラブISM(ISM閉店後はROCKWEST)で毎月開催された「LAIR」「guruguru night」「lounge2013」などのパーティーを通してDJ×VJのコラボレーションを続け、90年代後半から続く日本屈指のコアなパーティー「Space Gathering(宇宙集会)」のVJとしても2001年ごろから参加。


沼澤尚

ドラマー沼澤尚、勝井祐二を中心メンバーとするセッションに2005年から参加。毎回様々なミュージシャンを迎え繰り広げられる即興のセッション。2006年はブラジルからマルコス・スザーノ、フェルナンド・モウラを迎えたセッションを多く開催、ライジングサン・ロックフェスティバルなどにも出演。


EGO WRAPPIN'

2006年12月、EGO WRAPPIN’の「MID NIGHT DEJAVU SPECIAL」(NHKホール)でのライヴ映像を担当。実写映像を用いたダイナミックなオープニングを演出したほか、手描きアニメーションなどを交えて全4曲分の映像を制作。

HB

3人の女性ミュージシャンによるユニット「HB」のCDジャケットデザインと映像を担当。別々の映像が出ているプロジェクターを3台重ねて投影することによって、映像同士のズレ、複数の映像を瞬時に認識しようとする視覚のズレ、そういった要素を含めて映像のリズム感をつくっていこうという試み。


トチアキタイヨウ(舞踏家)

山海塾、チェルフィッチュなどで幅広く活躍するダンサー・トチアキタイヨウとのコラボレーションを2005年からスタート。「いい波」シリーズでは津上研太 (SAX)、パードン木村 (Live Dub)、遠藤豊 (Visual Effect)のメンバーで、ダンス (視覚)とSAX (音楽) 双方にリアルタイムエフェクトを加える、残響と残像を強力に用いたライヴを展開。2007年「いい波」セッションをまとめたDVDをルフトツークからリリース。(photo by Obara Hiroki)


熊谷和徳(タップダンサー)
2006年、タップダンサー熊谷和徳の青山円形劇場5日間公演での映像を演出。直径6mの円形タップ台の真上から垂直に映像を投影、タップ台は次々にイメージを映し出す「踏み絵」として、または足を踏み下ろした場所から波紋が広がる「水面」として、または踊る自分自身が影のように足元から増殖する「鏡」として、映像によって1枚の板にさまざまな役割をあたえる試み。
また、2007年には東京国際フォーラムの公演において、ダンサー自身による本物の影と、映像による虚の影が交錯する映像演出を担当。


MINIMALMAN
2005年、横浜BankARTでおこなわれたパフォーミングアートユニット"SAL VANILLA"主催のオーバーカルチャーイベント"+813"において「MINIMALMAN」を4日間発表。コンクリートの列柱が並ぶ巨大な倉庫空間で蹄ギガ(performance)+salmon (sound)+迫田悠 (visual)+遠藤豊 (media direction) のメンバーによるアシッドなうねりが炸裂。(photo by Akira Miyamoto)

iLL
2006年12月、リキッドルームで行われた「iLLusion by iLL」に16面マルチキューブシステムを使ったモニターの塔をステージ上に出現させるという演出で参加。4組のVJ(宇川直宏、エキソニモ、tripon、KLOMA)がそれぞれ異なる手法・映像投影で2曲ずつVJを担当するという異色の企画。この時のライヴは2007年4月にDVDリリースされた。2007年は「iLL+勝井祐二」ライヴにも参加。